マスカットオブアレキサンドリアの点検
保護袋を外して、
マスカットオブアレキサンドリアの
状態を点検しました。
この時に、気付いたのですが、
ジベレリン処理済みの房とは、
全く形が違う房があることです。
ジベレリン処理の2~3週間後に、
咲いた花から出来た房で、
未処理房のようです、
処理済みの房に比べ
未処理房の方が、
果梗が細く長いのが特徴です。
また、果実は結果枝の樹勢に対応して、
未成熟果が自然淘汰され、
生き残った実は、
結構大きな実に育ちつつあります。
一方、処理済の房は、
一房当たりの果実数が多すぎる為、
果実が大きくならず、
果梗が太い為、房の内側の不良果の、
摘果の障害になっています。
[未処理果]
[処理済果]
以上、マスカットオブアレキサンドリアには、
ジベレリン処理を、
しない方が良いのではないかと、
実感した次第です。
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